2026年10月18日
筑西市 庭木の剪定 H様

和風庭園の主役として格式の高さを演出してくれる黒松(クロマツ)は、庭師の手技が最も映える最高峰の庭木です。しかし、手入れを行わずに年数が経つと、古い葉(古葉)が内側に溜まって葉がボサボサと密集し、松特有の力強くも繊細な枝ぶりの骨格(幹の曲がりや棚の造形)が隠れてしまいます。また、内部の日当たりや風通しが悪くなると、病害虫の発生や下枝の枯れ込みの原因にもなります。
今回は、お庭の竹垣前に立つ見事な黒松(および手前の梅など落葉樹)の本格的なもみ上げ・透かし剪定作業をご依頼いただきました。
「古い葉が溜まって重たくなり、繊細な枝の形が見えなくなってしまった。プロの手でしっかりともみ上げを行って、すっきりと格調高い姿に仕上げてほしい」とのご相談です。
【依頼内容】
竹垣を背にダイナミックな枝を伸ばす黒松の古い葉を取り除く「もみ上げ」を行い、不要な枝(重なり枝・立ち枝等)を間引いて、各棚の透け感と美しい幹の曲がりをくっきりと浮き立たせたいとのご依頼でした。
松は非常に繊細な樹木であり、時期や手入れの方法を誤ると樹勢を落としてしまうことがあります。年に一度の「もみ上げ(古葉かき)」と「透かし」を丁寧に行うことで、木の内側まで日光と風を行き渡らせ、健康で青々とした姿を長く維持することができます。
今回は、一芽一芽を丁寧に手作業で選定し、段ごとの空間(抜け感)と骨格の美しさを最大限に引き出す手入れを行うことになりました。
【作業内容】
作業は、最上部の「芯(頭)」から下段の横伸ばし枝(差しかけ枝)に向かって、一て一て手作業で進めました。
木鋏と指先を使い、昨シーズン以前の古い黄ばんだ葉や混み合った新葉を一枚一枚丁寧に間引く「もみ上げ」を実施。同時に、段と段の間の不要な枝をカットして空間を作り出し、緻密に仕立てられた枝組みのシルエットが美しく透けて見えるよう調整いたしました。
あわせて、手前に配置された落葉樹(ウメ等)も混み合った枝を切り揃え、主木である黒松を引き立てるようお庭全体のバランスを整えています。
作業後は、竹垣の下や足元に落ちた大量の古葉・松葉を網やほうきで綺麗に掃き清めて回収・搬出いたしました。
作業前はこんもりとした葉の塊で重たげだった黒松が、作業後は青空や背景の竹垣・瓦屋根に繊細な枝線が美しく映える、凛とした品格あふれる立ち姿へと生まれ変わりました。
【作業時間】
約3.5時間
※松の樹高・枝張り・仕立ての細かさ・もみ上げの範囲などによって作業時間は異なります。
【お客様の声】
「職人さんの細やかな手仕事により、松の美しい枝振りがくっきりと浮かび上がり感動いたしました!
もみ上げをしていただいたことでお庭全体が明るくなり、竹垣や屋根との調和も素晴らしいです。本格的な手入れをありがとうございました。」
【担当者コメント】
黒松のもみ上げ剪定は、松の健康を保つとともに、職人の技量によってお庭全体の格調を大きく左右する重要な作業です。不要な古葉と混み合った芽をきっちり手作業で整理してあげることで、病害虫を防ぎながら何十年と美しい樹形を維持することができます。
今回のように「松の木が重たくなって形が崩れてきた」「本格的な松のもみ上げ・手入れを信頼できるプロに任せたい」という場合は、ぜひプロの剪定技術にお任せください。
悠樹ノ杜(ゆうきのもり)では、松のみどり摘み・もみ上げ・透かし剪定をはじめ、各種仕立て物庭木の刈り込み・高木の強剪定・1本の伐採・生垣の手入れ・草刈りまで、大切なお庭の管理を丁寧に施工いたします。
筑西市を中心に、桜川市・結城市・笠間市など茨城県西部エリアで、松の手入れ・庭木の剪定・刈り込み・伐採を承っています。
大切なお庭や松の手入れでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。






